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heppi.gif (206 バイト)第6章heppi2.gif (207 バイト)
ジャージ編(その4)


 万全のジャージ供給体制を敷いた某チーム首脳陣であったが,栄枯盛衰,好事魔多し,油断大敵(?)のたとえにもあるように,安泰もそう長くは続かないのであった。
 その事件は昨年の夏あたりに茨城県界隈で発生した(微妙にボカしたつもりが全然ボカしてない)・・・・

 某チームはGMの驚異的なクジ運もあり,見事ノーマークのうちに某国わりと真ん中あたり予選をすり抜け,まんまと某国大会本戦に出場を果たしたのであった。

 これでオリジナルジャージにも箔がつくってもんだ,と自意識過剰になっていた某チームだが,数年前にも奇跡的に(いやぁ〜,奇跡って2度起こるんですねぇ〜)某国大会本戦に出場し,前泊までして,決勝戦までの日程を空けたにもかかわらず,初日初戦で北方面のチームにこてんぱんにされ,あとの日程を観光(←主に駅前通りの居酒屋をハシゴすることを指す)に費やすという苦い経験を積んでいるのである。

 なんにしろ,今回も苦戦は覚悟(ってまだ勝つつもりか??)していたのである。そんな某国大会初戦,試合当初お互い競り合い,いい感じで展開していた(と思っていたのは本人達だけかもしれない)。しかし徐々に引き離され結局は敗退してしまった。やはり実力の差か,また精進して出直そう(約1名残された時間は少ないけど)と本来なら思うところであるが,ここで首脳部はとんでもないところに敗因を見いだしてしまったのである。

曰く
「ジャージが似ていて見分けがつかなかった」
「間違えて相手にパスしてしまった」
「でも相手はパスをくれなかった」伝々。

 確かに試合開始前の練習から,ジャージが微妙に似ていて,なんとなくイ〜ヤな予感はしていたのである。通常ならここでオフィシャル方面からビブスなどが支給されてもよいはずであったが,この微妙さがかなり微妙だったのか,試合は双方そのままで開始された。
 よぉぉく考えれば,相手も同じ条件なので,まったくもって言い訳であるのは明白だ。しかし,ここで首脳部の指向はとてつもない方向へと傾いたまま350メートルほど全力疾走してしまったのである。

「ジャージを作らなくっちゃ!」
・・・・そうここに21世紀最初のジャージ改変が決行されたのである。


第8段階「全面リニューアルよ再び!!」(61ヶ月〜わりと現在に至る)
熱心な読者の皆さんには,前回の講座で元祖青緑ジャージから赤ジャージにリニューアルするときに記した,「ジャージ製作のキーポイント」を復習していただきたいと思います。


ジャージ製作のキーポイント4箇条
1.完全オリジナルデザインであること
2.いままでのしがらみは忘れること
3.値段はあんまりこだわらない
4.PROJOYっていいよね


上記のうち1.と2.については遵守されることが確認されました。3.と4.については赤ジャージVersion2.0制作時に方向が修正されたため見直しが図られています。そしてほぼ前回同様の手順で,ちょっと遅めの21世紀ニュージャージ制作プロジェクトが始動しました。

その1:デザイナー選定
毎度毎度ですが,ここが一番のキモであります。元祖,赤と続いて某ゲーム会社社内若手有望デザイナーを廉価にて調達してきた某弱小チームですが,先見の明があるGMは既に人選を終えていたのです。今回白羽の矢が立った(ある日電話で「XXさぁん,おめでとうござぁいま〜す!!背景で拍手喝采」というわけではない)のは,これまた期待の若手デザイナーM野くん。嬢がつかないとおり男です。某チーム3代目にして初めての男による男のための男ジャージ(女子チームもあるんですけどね)と言えましょう。それほど力が入っていたということです(いや毎回必要以上に力入れてます)。今回も山のような資料がM野くんに送られ たことは言うまでもありません。


その2:イメージの先行,じゃなくて選考(こんなダジャレ使わなきゃよかった・・・)
今回M野くんには,昨年来より首脳部の心を鷲掴みにして離さないミッションのジャージを見せて、こんな感じでかっこ良くと言う曖昧なる指針が提示されました。そして遠くを見つめながら,キーワードとしては「色数は少ないけど派手なテクノっぽい感じ」と述べ,さらに赤ジャージがあるので出来れば白ベースと,放っておくとドンドン注文が増えるので,ここら辺でM野くんの聴覚は活動を停止したと思われます。幸いM野くんもスノボなどにも造詣が深く,”いま”というコンセプトを取り入れつつデザインを構築していくのに首脳陣の後半の戯言は必要なかったのであります。


首脳部の心を鷲掴みしたミッションジャージ

その3:発注業者の選定
発注業者については品質と値段を考慮し,Version2.0制作時の吉祥寺から用賀に移転してから景気はいかがでしょうか?という”例のお店”に依頼いたしました。前回は既にあるものを再現するという作業でしたが,今回はまったくサラの状態からの制作ということで,いやが上にも期待が高まります。

その4:デザイン決定,データ入稿
さて,デザインを発注して数週間後にM野くんからデザインのラフが送られてきました。「限りなく爽やかなブルー」そんな感想を持った1品ではありますが,首脳部及び隊員の間で細かなデザインでいろいろと議論が起きました。


まずはキーポイントの2.でいうところの「いままでのしがらみを忘れる」という点で,赤ジャージ期に誕生したパックウサギ(別名ケンまたはナイトー)をどうするか?という議題です。ウサギ自体はまぎれもなく前回デザインのY嬢の作であり,本来ならこれをM野に引き継がせるのは”デザイナーの自由発想”を妨げるものであるかもしれません。事実発注時にはすべてチャラということでスタートしていました。しかし,隊員諸氏の熱心なる要望及び先輩思いのM野くんの懐の深いデザインセンスによりウサギくんは21世紀型メイクを施され,肩部分を住処に生きのびることに相成りました。

 
(旧と新ウサギのデータ)

新白ジャージのアイデンティティーともいうべき紋章がジャージ正面下部に設けられましたが,これは”的”ではないので決してここを狙ってスラップなどを打たないよう,全国的にお願いします。

また挑戦的な言葉”WANNA CHALLENGE ME?”が生き残っておりますが。こちらは主にデザインパーツとしての採用なので,意味合いは無視してもらって結構です。いずれにしろ某チームはそんなに強くないので,某チームに勝ったところでなんの意味もないことぐらいみなさんもう承知なはずだ,ギャグだとわかってもらえる,との認識でチーム内一致しましたことも,合わせて報告させていただきます。

一部に胸の「H」が某タツノコプロ系の漫画に出てくる鼻腔が敏感なキャラっぽいとの指摘もありましたが,これはみなさんの判断にお任せします。

以上のようなフィードバックを参考にしたかどうかは定かではないまま,M野くんによる最終デザインが行われ,データは業者に引き渡されました。あとはクビを長くして完成を待つだけです。

その5:待つこと1ヶ月くらい
そしてある日それは完成しました。納品後すぐに12月の某日にMHLにて配布しました。当日はまだパンツも揃わないので赤ジャージでやることになっていたのですが,某若者が赤ジャージを忘れてきたため,急遽新ジャージのデビューがなし崩し的に決定しました。そして某チームの伝統に従いほろ苦いデビューを飾ったのです。出来上がったジャージですが,最初からメッシュを念頭に置いていたこともあり,とてもいい出来だと人々は言ってくれます(購入したばかりなのでいい意見しか耳には入らないものです)。まだデビュー間もないこともあり,旧赤ジャージのイメージが残っているようですが,今後の活躍で新ジャージが赤ジャージ同様に某チームになじんでくれることでしょう(その間に幾多の珍プレイを披露するのであろうか・・・)。

 

その6:初勝利・・・・わりと近かった道のり
前回の赤ジャージではインライン界でも話題になるほどに初勝利は辛く長い道のりでした。しまいには”赤く呪われたジャージ”と揶揄される(いや自分達でも言っていたか?)始末。今回もリーグ戦苦戦中のなかさらなる困難の日々が待ち受けていると一同覚悟しておりました。しかし,1月某日パンツも揃ったニュージャージ2戦目にして,呪いはあっけなく解けたのです。すばらしいニュージャージの門出に乾杯です!!(相手チームの正ゴーリーOマタさんがいなかった,相手チームの人数が足りなかった,という事実はこの際伏せさせていただきます)

その7:最後に
こうして完成したニュージャージですが,これからもいろんな達人の方々にも着ていただきたく,ご愛顧のほどよろしくお願いしたいとチーム一同思っているそうな。ところで次回のジャージリニューアルはいつ,そして何故行われるのことになるのか?某チームジャージリニューアル・トトカルチョを開催します。熱心な読者のみなさんからの応募をお待ちしています。正解者には賞品として在庫微少のMissionシールを差し上げます。尚,正解者は正解が判明次第,賞品を編集部に催促してください。

それでは,また!!


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