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heppi.gif (206 バイト)番外編(NARCh観戦日記)heppi2.gif (207 バイト)

NARCh2001 Winternational

2日目


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■1月11日(木)サンノゼ時間13:50

爽やかに起床。昨日の雨ががウソのようにいい天気である。
心地よい目覚めとともに台所に行くと,家の中が妙に静かである。恐る恐る時計を見ると時計はもう午後1時過ぎいや2時前ではないか。当家によりほったらかしの刑に処されていたらしい。これが東洋人系団体旅行であるならば発狂しそうな時間の浪費の仕方である。
朝食(ん,昼食?)のオートミールを頂いていると,Artがなんか留守電が入っているよと教えてくれた。
再生するとFace団長から今日会おうとの伝言であった。なんだ起こしてくれよ,と言おうとも思ったが,考えてみるとその内容をArtが理解できるはずもなく,納得。すぐさま携帯に電話してみるが,残念ながら通じない。Face団長こんな寝坊ですみませんと涙ながらに電話の前で土下座。気を取り直して,バイオ君を取り出しメールをチェックすることにした。
当家の電話はワイヤレス端末がいろんな部屋にあるので,さぞかしオンライン接続環境が整っているのではと思いきや,当家では電話はあくまでも電話でありそのようなものを接続したことはないとArtが言う。なんとiMacを所有しているのにスタンドアローンになっているではないか。ゴア元副大統領が標榜したインターネットハイウェイ構想(だっけ?)もここには影響していないらしい。どうりで落選してしまったわけだ。電話機の端子にいろいろと差してみるが上手くいかない。勢い余って壁のモジュラージャックに直接差し込んでみると,見事にAOLに接続成功。この状態でメールチェックやらホイジンガーページに書き込みを手短に済ます。
ひとまず今回は現地レポートができそうだ。めでたい,めでたい。

■1月11日(木)サンノゼ時間15:00

少し早いが伯父とArtとともにStaple Centerに向けて出発。まずは,Artが子供の頃から知っているスケートショップGolden Bear Skatesに寄る。
ここはアメリカのいわゆる小売店という感じで,そこそこ広い店内(渋谷ビクトリアの1フロア程度かな?)にわりとゆったりと物品が展示されている。平日の午後ということで店内は閑散としている。オーナーであろうか,アメリカ人にはめずらしい小柄(ほんと155pくらいかも)なおじさんが店番をしている。小柄といってもナメてはいけない,なぜかタンクトップを着てて筋骨隆々である。時折常連みたいな人が来ては注文の品などを引き取っているのを見るとそこそこ繁盛しているのではないか。品揃えはスケート全般といった感じで,いわゆるローラースケートなども扱っている。店内をじっくり見渡していると,客足が途絶えた隙に,おじさんが話しかけてきた。

筋骨「やあ,ホッケーかい?」
筆者「ハイ,ちょっと見せてもらっていいですか?」
筋骨「どうぞ,どうぞ。どこのチームだい?」
筆者「や,東京から来ているんですが。」
筋骨「そう,東京から。何か探しているの?」
筆者「ええ,スティックとかブレードを見ているのですが・・・
   Eastonのz-carbonとか置いてます?」
筋骨「ブレードはここに置いてあるだけだよ。あんま種類はないけど。」
筆者「なんかお勧めはありますか?」
筋骨「これなんかどうかな?」(とやおらEastonSynergyを取り出したりする)
筆者「おお,これはEastonの一体成形シャフトじゃないですか!」(と驚いてみせたりする)
筋骨「さすが物欲王代理(←脚色しました),お目が高い!これはすんごくいいらしいよ!」
筆者「そうですよね!すごく軽いっす!」(と手にとって振ってみたりする)
筋骨「そうそう,もう話題沸騰って感じ。」(これは手応えありか?!)
筆者「ところで店主,お値段はいかほど?」(徐々にうち解ける)
筋骨「$140。まあ,いい値段するけどそんだけの価値はあるね!」(もう一押し!)
筆者「へぇー,で,売れてんの,これ?」(もうかなりなれなれしい)
筋骨「・・・・・・・」
筆者「そうだよねぇ,$140はちょっときついよねぇ〜。」
筋骨「なかなか売れないのよ$140じゃ,これ。」
筆者「いいんだけどねぇ〜これ。」
筋骨「そうなんだよねぇ〜これ。」(やっぱ無理だったか・・・)

と意見が一致したところで,筋骨さんの東洋人にSynergyを売ってしまおう作戦は失敗に終わった。
まさかこちとらが昨年トロントくんだりまで行って試作品を手にしているとは思うめぇ,である。
しかし,あのときのお値段はC$300を越えていたが,$140とはかなりのコストダウンに成功したようである。もう少しで買ってしまうところであった。あぶない,あぶない。筋骨さんが次のお宝を出してくる前に退散することにした。
 

■1月11日(木)サンノゼ時間16:00

今度こそStaple Centerに向けて出発。途中Korean Townを通過。「通るたびに拡張している」とLarryがいうように,Korean Townは数ブロックを占めている。ハングル文字の密度が徐々に濃くなっていくと比例してなぜかゴルフの練習場の数も増えていくという法則を発見した。わりと中央部で新しく日本料理屋がオープンしているところを見ると,LAでの韓日関係は良好らしい。

■1月11日(木)サンノゼ時間16:30

早目にStaple Centerに到着したので,近辺をドライブすることした。Bunkers HillやLibrary Towerという名所を巡ったが,Artが特に強調したのは新しく建設しているフィルハーモニック・ホールであった。
さすがクラリネット奏者,職場環境が改善されるのはうれしいらしい。

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(早く着いたのでドライブしました)  (ダウンタウンをぐるぐるまわりました) 

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 (図書館のビルです,かっくいい!!)

■1月11日(木)サンノゼ時間17:10

時間もせまってきたのでStaple Centerに向かうことにした。専用駐車場だと試合が終わったあとに駐車場から出るのも一苦労らしいので,本日は少し離れた駐車場にクルマを止めて歩くことに。2ブロックほど歩くと夕暮れに紫色の間接照明で浮かび上がるStaple Centerが見えてきた。なんでもクリスマスには緑色の照明が施されていたらしい。横断歩道を渡って敷地内に入ると,まだ開場していないらしく,ゲート前に気の早いファンがたむろしていた。

■1月11日(木)サンノゼ時間17:25

Staple Centerにはスポーツバーとグッズショップが併設されている。通常は個々のお店として運営しているが,試合のある日は開場1時間前位にいったん客を外に出して閉店する。開場時間になると今度はチケットを持つ客のみを入場させて,そのままお店の中から会場内に直接入場できるようになっている。ということで開場時間になったので,待ちきれないちびっ子とともにショップから入場することにした。

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写真P111007(ここまではカメラOK!このあと・・・)

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(入場券でございます)

 

■1月11日(木)サンノゼ時間17:30

ショップの入口でチケットを見せて晴れてグッズショップに入場した。本日の入場者にはMattias Norstromの大型ブロマイド(裏面に本日のキングスとセイバーズのメンバー表)が配られた。

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(ブロマイドォォォ,裏面は本日の出場選手,本日はケガ人1名なり)

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(93番ギルモアくん登録されてます,店長!)

さああて,グッズを見るぞぉぉぉ!!と息巻いていると,入場をチェックしたおじさんが筆者のE−100RSくんが入っているカメラバッグを指差して「カメラ?」と聞いてきた。
「はい」と答えると,「じゃあ,見せて」と言ってくる。どう見てもカメラが趣味とは思えないのだが,仕方なく見せる。

規制「Staple Centerではカメラ規制があってね。ズームレンズ付カメラはダメなんだよ。」
筆者「そうなんですか。」
規制「これはずいぶんおおきいレンズだね。」
筆者「へい,10倍ズームでございます。」
規制「2倍まではOKなんだけどねぇ。これはだめだねぇ。」
筆者「そうなんですか・・・」
規制「クルマに戻ってしまってくるか,こちらの預かり所で保管してもらうかしなくちゃいけないね。」
筆者「はぁ,クルマは遠くに止めたので預けます。」
規制「じゃあ,係りの者を呼ぶから。いっしょに行ってね。ところで,カメラはこれだけかな?」
筆者「実はもう1個。ほらこれはズーム無しだからOKでしょ?」(ちょっと余裕)
規制「ほぉー,デジタルカメラかい?言い忘れたがデジタルカメラはいっさいダメなんだよ。」
筆者「え,ズーム無しでも?」(ガァ〜〜〜ン!!!先に言ってくれ!!)
規制「そう,ズーム無しでも,デジタルカメラはいっさいダメ!」
筆者「ふえ〜ん,せっかく日本からきたのに〜。」
規制「悪いね,でも規則は規則だから。Staple Centerは特にきびしいんだよ。」

そうだったのか。コンサートなどではカメラや録音機材チェックがあったが。まさかスポーツ系で規制があるとは予想外であった。なるほど,特にデジカメなどのデジタルデータについてはいっさい禁止というのは,要するに勝手に撮影してWEBに載せられることを懸念しているのであろう。あああぁぁ,残念である。
係りの人が来るのを待っている間,入場者を見ていたら,いまどきのコンパクトカメラは3倍ズームは当たり前なので,かなりの人達がカメラを摘発されていた。皮肉なことに「東洋人観光客ほど高性能なカメラを所有しているの法則」が作用しているらしいことも発見した。逆にアメリカ人のオバチャンやオジチャンはかなりしょぼいカメラが幸いして無事通過していた。なんかアメリカ当局の陰謀説も見え隠れしないでもないが,規則といわれればしょうがない。

■1月11日(木)サンノゼ時間17:40

やっと「係りの人」が登場した。アフロアメリカン系の女性(たぶん20代前半)である。身長は180p近くあると思われ,気さくな美人である。もしかして学生時代はバスケの選手だったのかも,と思わせるほどスラッとしてかっこいい。なんとなく陸上のマリアン・ジョーンズを彷彿させるので,マリアンと呼ぶことにした。笑顔いっぱいのマリアンにエスコート(連行?)されて貴重品預かり所に向かう。途中ほかの従業員とすれ違うたびに,マリアンは声をかけられている。マリアンはここの人気者に違いない。そうこうしているうちに貴重品預かり所に到着。マリアンが事情説明をしてくれてカメラを預けて交換チケットをもらって一件落着。マリアンからやっと釈放され,再びグッズショップに戻った。

■1月11日(木)サンノゼ時間17:50

グッスショップを物色する。Staple Centerを本拠地にしているプロチームはNHLのキングス,NBAのレイカーズとクリッパーズ,そしてWNBA(NBAの女性版)のスパークスである。グッズ構成はレイカーズが1/3くらいを占め,続いてキングスが1/4,クリッパーズ1/4,残りがスパークスといったところであろうか。本日はキングスのプログラムを購入した。

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(プログラムゥゥゥ,表紙はディフェンスのMathieu Schneiderのぎこちないポーズ)

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(キングス主催インラインホッケー大会のご案内)

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(なんとぉぉぉ!!VIPくん(←トロント日記4日目参照)がこんなところでご活躍!)

■1月11日(木)サンノゼ時間18:10

ショップから直接会場内に入場する。通路には応援グッズを売るスタンド,そして飲食関係のスタンドが一定間隔ごとに設営されている。伯父とArtとともにまずは席に向かう。いわゆる2階席である。
ロビーのようなところにエスカレーターはあり,そこから上に登る。1階席と2階席の間にはVIPさま専用のボックスシートが3層ほどある。ボックスシートは入場ゲートも別にあり,我々庶民との接触は極力避けられるようになっている。ボックスシートの通路はまるで豪華客船(すみません,ほんとは乗ったことないんです)の通路のごとく,白い壁に赤茶色の総絨毯張りの床のシックな内装,限られた空間に3層の部屋を配置した結果,ほんとに船内を連想させるがごとく天井が低く押さえられている。バーカウンターなどもあり,照明なども控えめ。なにしろ通路を歩いている人の数が圧倒的に少ない。これは察するに,食事や飲み物などすべてをウェイターが席まで運んでくれるからであろう。いつかは大物(←いい歳をしてかなり曖昧な目標である)になって,もしくは大物と知り合いになって(←さらに目標が下降した)ボックスシートで優雅に観戦したいものである。

■1月11日(木)サンノゼ時間18:20

エスカレーターを乗り継いで2階席の通路にたどり着いた。ここも1階と同様にグッズと飲食スタンドが完備されている。チケットに書いてある301入口目指して通路を歩くと,すぐに到着した。
入口でチケットを見せると,係りのお兄ちゃんが席を案内してくれた。まだまだ,フェイスオフまで時間があるので,席にはほとんど人がいない。2階席はリンクから距離があるのだが,観客席がわりと垂直に並んでいるせいか,リンクを真上から見ている感じで,思ったより観やすい。座っていてもしょうがないので,また1階に降りることにした。
1階のリンクサイドに通じるゲートに立って中を見ると,試合前のウォームアップが始まっていた。
リンクを半分に分けてキングスとセイバーズの選手が練習している。ゲートでチェックしている係りのおじさんが試合前はリンクサイドまで入ってもいいよ,と教えてくれた。これで,堂々とリンクサイドまでにじり寄ることに成功。主におこちゃまといっしょになってリンクサイドの強化ガラスに鼻を突きつけて選手を凝視する。
最初に陣取ったセイバーズサイドではハシェクがゴーリーに立ち,2−0の練習をしている。近くて見るとなにしろみんなデカイ!190pくらいの男達がフルスピードでスケーティングしている姿は圧巻だ。きらびやかな照明により,リンク内は思ったより明るく鮮やかである。そこをこれまた鮮やかに栄えるジャージをまとった選手はおこちゃま達にとっては,まさに羨望の的なのであろう。某店長お気に入りのダグ・ギルモア(やった店長!実物見ました!!写真は没収のため撮れませんでした・・・)やサタンを要するセイバーズのフォワード陣がさまざまなパターンのドリルを行う。ハシェクは打たれたシュートを自分の動きを確かめるように,マイペースでブロックしている。強化ガラスで仕切られたリンク内は違いのわかる紳士淑女の社交場という雰囲気である。さて,場所を移動し,今度はキングスの練習を見る。
こちらはドリルは終わって,シュート練習に入っている。パルフィー(通称ジギー)やルックが次々とハーフライン付近からスラップシュートを放つ。それはもう目には見えない速さである。しかもみなさんほとんど力を入れていない。軽い打撃音とともに,速射砲が発射されている。シュート練習もいろんなパターンがあって面白い。最初は遠くから,徐々に距離を詰めてシュートしたり,1人が5発程度を連続して打ったり,とても楽しげである。ゴーリーは試合に出る正ゴーリーとサブゴーリーの2人が交代でやっている。そうこうしているうちにウォームアップの時間が終わり選手は再びロッカールームに引き上げていった。と同時に庶民である我々も1階席から退散した。

■1月11日(木)サンノゼ時間18:35

2階席の通路に戻り,夕飯をあさることにした。いろいろと物色した結果,昨晩はメキシカンだったので,今夜はホットドッグ系統に決定。一応セットになっていてサラダもしくはポテトが付くらしいが,当国のポテト攻撃の凄まじさを懸念してコールスローで勘弁してもらった。飲み物は最初の外食にふさわしく,Root Beerを頼む。これを持って席に戻ると,伯父はタコスをパクついていた。ほんとはピザを所望していたのだが,売店が見当たらずタコスを購入したらしい。いずれにしろ食事制限を課せられている身であるのに,筆者を口実に好きな物を食べることができて,幸せそうである。

■1月11日(木)サンノゼ時間18:50

ホットドックをかんぷ無きまでに退治した。やっと落ち着いてStaple Center内部を見渡す余裕ができた。
天井近くの壁面にはLakersが獲得したチャンピオンシップのバナーやら永久欠番になった選手のジャージやらが飾られている。反対側にはキングズが獲得したディビジョン・タイトルのバナーが少々。残念ながらLakersと同じくStaple CenterをホームコートにしているClippersはいまだ掲げる物がないのが,少し悲しい。

■1月11日(木)サンノゼ時間19:00

だいたい7割がた埋まったであろうか。会場が暗くなって,いよいよ試合開始である。ビジターのセイバーズの選手が静かに紹介され,今度はレーザーやらスモークが焚かれ,否応なしに盛り上げてからキングスの選手がMCのアナウンスとともに入場してきた。ひととおり盛り上がってから,今度は国歌斉唱である。
本日は両チームともに米国なのでStar Spangled Bannerをおばさんが熱唱してくれた。

■1月11日(木)サンノゼ時間19:10

フェイス・オフ!試合開始である。2階席からでもパックを充分に追うことが出来る。またリンク全体を俯瞰(ふかん)して見ることができるので参考になる,というのが我々庶民の意見である。試合は当初お互いに様子見風なやりとりである。キングスが得点すると大騒ぎ。一方セーバーズが入れてもほとんど反応はない。

さらに,試合よりも面白いのはピリオド間やプレイが中断したときに行われる各種イベントである。
試合が中断したときに,リンク真上にあるジャンボモニターにお客さんを映し出すのであるが,実はいろんなテーマを持って行われていることをみなさんご存じであろうか?それではざっと紹介してみよう。

Dancing Boy Contest(←勝手に命名)
ダンスミュージックが会場内に響き渡り,これに合わせて一番ノリノリで踊っている人にカメラが固定される。一番ノリノリというのがミソであり,決して一番うまいという訳ではない。
今回見事栄冠に輝いたのは,中学2年生くらいと思われる白人系の青少年であった。ちょうど背だけが伸びて体がついていないというひょろひょろの体型で,音楽に合わせて一心不乱に踊り狂っているところがカメラマンのハートを捉えたらしい。とにかく,頭・腰・手足を精一杯「しぇいけなべいびぃ!!」なのである。会場内はこの青少年の踊りが映し出されるたびに拍手喝采である。栄えある青少年も大型スクリーンに映し出されるたびにもう狂喜乱舞し,踊りはさらにエスカレートする。まさに疲れをしらないダンスマシーン,試合中は息を整えていると思われる。

Celebrity Contest(←もちろん勝手に命名)
これは会場内にいるお客さんから有名人に似ている人を捜して大型スクリーンに映し出すというものである。気を付けなくてはいけないのは,ここLAでは本人が来ている可能性もあるので,カメラマンには細心の注意が要求される。
今回一番受けたのはメキシコ系と思われるおじさんで,あの有名なコメディーデュオ「チーチ&チョン」のチーチにうりふたつなのである。たぶん,仲間内でも持ちネタとして使っているのであろう。

The Fattt Boyyyys(←さらに勝手に命名)
先程のDancing Boy Contestの一環ではあるが,試合の後半にアメリカ規格のデブ星人が4人2階席の最上段に並んで踊っていたのである。もちろんT−シャツからはでぷんでぷんのお腹が丸見えである。
どちらかというとヘソ出しダンスを披露したいのであろうか,4人のお腹がリズムに乗って同じ方向にたぷんたぷんと揺れている。顔はこれまたデブ星人お得意の喜色満面の笑顔が4つ並んでいる。圧倒的な物量の水平移動に会場が圧倒され,大いに沸き立った。

庶民救済の抽選会
第一ピリオドが終わった時にチケットの半券に刻印された番号で抽選が行われた。この抽選に当選すると,なななんと,ご家族一同庶民席から1階のVIP席へご招待である。本日は子供連れの家族が当選。
大型スクリーンに映し出されて,お父さんガッツポーズするなか,満場の手拍子と座席移動のテーマ音楽に乗って家族一同目出度く大移動していった。この家族にとっては忘れられない一日となったことであろう。

■1月11日(木)サンノゼ時間20:10

さて,試合も中盤に差しかかり,筆者もボチボチ周りを見渡す余裕が出来てきた。会場内は9割方白人であるが,筆者の斜め前方に1人のアフロアメリカン系の御仁(仮にブルースと名付ける)が観戦していた。
ブルースは40代位のホワイトカラー系と思われ,どうやら同僚らしき白人系のカップルといっしょに観戦しているらしいのだが,なぜか本日はシャークスのジャージを着用。そしてさらに見ていて面白いのは,同行カップルはキングズを応援しているのだが,ブルースは1人セイバーズを応援しているらしいところだ。
なぜ「らしい」と述べたかというと,キングスが攻勢に出ている時に大声で声援している同行カップル側でブルースはほんとに「アッ」とか「ウッ」とかうめいているのが,逆にキングスが守勢になると同行カップルが静まり,ブルースが応援するという光景が展開される。ここでのブルースの応援に仕方がまた奥ゆかしく,ほんとに小声で「Yeess!」とか「Alright!!」とか控えめに小さく握り拳を作って地味ガッツポーズするのである。1人上手というかかなり内面で楽しんでいる模様で,それをまた後方から観察するのが楽しい。

■1月11日(木)サンノゼ時間21:00

第2ピリオドが終了後のインターバル,飲み物を買うついでに2階席通路を1周してみる。
売店などが並んでいる通路を過ぎると突然ベランダ風になっている空間がある。そこからは夜景に輝くLAの高層ビル街が一望できて気持ちよさそうである。みんな外にある売店でビールやらホットドッグを購入し,夜景を見ながら歓談している。なんとも粋な計らいであろうかと感心して外に出てみると,みなさんそんなに幸せそうではない。よく見てみると,ここにいるみなさんの口からは紫煙が吐き出されているのが確認できた。そうか,ここは筆者が好きな展望台ではなく,肩身の狭い屋外喫煙コーナーなのであった。

■1月11日(木)サンノゼ時間21:50

第3ピリオド終盤 ,キングスの勝利が濃厚となり,会場は最後の盛り上がりを見せている。会場総立ちというまではいかないが,やはりホームチームが勝つということで2階席全般的に明るい雰囲気だ(除くブルース)。終了のホーンが鳴り試合終了!3−2でキングスの勝利。キングスを称えるように歓声が一際高くなる。早くも駐車場に走る者もいるが,我々は離れの駐車場なので,のんびり退場することにした。

■1月11日(木)サンノゼ時間22:20

2階席のエスカレーターは全部下りに切り替えられ,大量輸送体制が整っていた。さすがに新築の施設らしく,要所要所での待ち時間があまりないように導線を考慮した設計になっていると感じた。
没収されたブツ(カメラ)を取り返しに貴重品預かり所に向かう。カウンター内のおじさんにチケットを渡すとブツは無事引き渡された。明日は「写るんです」で乗り込んでやると誓う。まあ,明日も来ることだし,今日のところは勘弁してやるよ,と妙に寛大になりStaple Centerを後にした。

■1月11日(木)サンノゼ時間22:30

外に出ると交通整理の警官が各交差点で公務に勤しんでいる。信号待ちをしている時にArtが「最近LAでは歩行者の事故が増えているので,市側で歩行者を取り締まる条例を新設したんだ。だから気をつけたほうがいいよ。」と言った矢先に,反対側から男女のカップルが赤信号を小走りに渡ってきた。我々のすぐ隣で監視していたLAPD(ロサンゼルス警察)の警官がすぐさま2人を呼び止めて,なにやら身分証明書などの提示を求めている。「どうなるの罰金とか取られるの?」とArtに訊くと,「うん確か50ドルくらいじゃない?」という答え。信号をちょっとフライングして渡っただけで6000円を徴収されるのか。LAは厳しい街になりました。みなさんもLAに来たら注意しましょう。

■1月11日(木)サンノゼ時間22:45

のんびりしていたので駐車場に残っているクルマは少ない。全員無事乗車し,サンタモニカに向けて出発。
フリーウェイは順調に流れている。

■1月11日(木)サンノゼ時間23:30

サンタモニカの当家に到着。サンチョはもう眠いのか,おとなしい。試合の様子などを伯母に話し,しばらくテレビを見る。思い出したように昨日Naomiが買ってきたチーズケーキを冷蔵庫から発掘して1切れ食べる。
風呂に入り,またテレビを見るも,睡魔がおそってきたので,部屋に戻り寝るZZZZz


次回はLA滞在最終日レイカーズ観戦記&お買い物をお送りいたします。


1月11日(木)

本日の統括

・いつかはStaple Centerのボックスシートで試合をみるのだぁ!
手段を選ばず!!

「物欲王名代」本日の購入品

・物欲の炎,燃えるも本日はキングスの食べなきゃプログラムのみ。


その他備考欄

・本日は体調回復して,体重微増なり。
(最後にチーズケーキさえねぇ〜)


[超初心者講座情報]

■確認されている熱心な読者数
ラスタ王国一行様ご歓迎!
(けんたる王さま31番&てんちょ王子さま32番)
2名様増,合計32名に!!


■驚異の雄叫びシリーズ
「チャァァァァァンンンスゥゥゥ!!!!!,でも○○じゃだめかぁ・・・」
(平成13年梅雨,某大会にて,詠み人いまだ知れず・・・一生云えず)

■ヘッピリくんのひとりごと
「フロリダってホッケーショップあるの?」

■筆者のひとりごと
「ししししまった,2日分とはいえ,早くも450行とは・・・」 


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