ホッケー研究
〜 チームのプレイヤーとして 〜


その1「パスは強く!」

なにもパスは正確じゃなくていいって訳じゃないです。
パスが強ければ、正確じゃない時でも、敵にインターセプトされづらいし、レシーバーがパスを取れなくても、敵陣地にパックが流れていく可能性が高いからです。
つまり逆襲のリスクを減らすためであり、「中途半端なパスは逆襲を招く」って事です。

ヘタに正確なコースのパスのほうが、逆に敵に読まれてインターセプトされやすいんです。
それが、スロースピードなパスなら、なおさらです。

敵や味方の動きや考えを読み、丁寧に、強く、正確に出すのが一番良いに決まってますが、長いパス程「強い」というのが大事だと思います。



その2 「シュートは正確に!」

よく、「シュートが上がらないんだよなー」とか「スピードが無い・・・」とか言う人がいます。
それを考えるより、正確さから考えたほうがいいと思います。

プロの選手が時速200キロを越えるシュートを放ったって、ゴールから外れれば、まず、ゴールできません。
逆に、遅くたって、上がらなくたって、ゴール枠に飛んでいけばキーパーはセーブしないとなりません。コースが良ければノロいシュートだってゴールできるし、セーブされても、リバウンドを狙うチャンスがあります。

敵のキーパーもプレイヤーも、早くて枠をはずれるシュートより、遅くても枠にキチッと入るシュートのほうが怖いはず。

自分からはずそうとする人はいないでしょうが、枠をはずすぐらいなら、ド真ん中を狙う(キーパーのレガースあたり)方がいいと思います。
うまいキーパーは1発では入りませんからね。


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